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PCP(フィリピン チルドレン プロジェクト) 2008

1.活動の概要  2.ABBC  3.こどもたちの生活 4.活動スケジュール

5.リコーダー授業  6.ABBCでの交流活動   7.ハウスピアレンツ

8.さよならディナー  9.女子児童養護施設   10.アムシック小学校での授業

11.ジュンさんとリクシさん     12.今年の活動と今後の方針

13.ボランティア及び楽器文房具の募集とスタッフ

フィリピンのストリートチルドレン

フィリピンには約150万人の「ストリートチルドレン」がいます。その内の約70%は家庭に暮らしながら、毎日6〜14時間路上で働いている子どもたち、残りの約25%が路上で暮らしているが時々家庭に戻っている子どもたち、残りの約5%が家庭を完全に離れ、子どもだけで路上に暮らす子どもたちだと言います。つまり、ストリートチルドレンの大半は・・・

子どもだけで路上暮らしをしているのではなく、家族と暮らしながら、路上で働いている「働く子どもたち」なのです。

【仕事内容】
 物乞い、リサイクルショップに売るためのごみ拾い、路上でタバコやお菓子を売る物売り、
駐車場の見張り番など、日銭が稼げることなら何でもやります。

【働く子どもたち】
 働く子どもたちは、遊んだり、勉強したりする時間がほとんどありません。学校に通って
いない子どもが多く、また、通っていても授業についていなかったりして、長続きしないこと
が多い。原因は、子ども自身のやる気や能力よりも、働かなくてはならない事からくる
勉強時間の不足や体力の消耗による栄養失調、親に学費負担能力がないことです。

【ストリートに出る理由】
 ストリートチルドレンの大半の子どもたちは家族と同居し、家族の生活のために家計に貢献すべく働いています。従って子どもたちがストリートに出て働く理由は、経済的理由です。
しかし、余裕のない生活の中で自分の生活に精一杯の親を持ち、家庭内での疎外感、両親の 別居、離婚、けんか、義父母との関係に悩んでいる子どもや、虐げられている子どもにとって 路上は孤独と危険との闘いである一方で、自由と孤独を与えてくれる避難場所でもあります。

【ストリートチルドレンが増える背景】
 1970年代後半から80年代半ばの経済危機の影響によって、打撃を与えられた農村部で
暮らす人々が、地方の貧困から逃れるために都市に集中的に移住しました。急速な都市化に よって不健康で過密なスラムの住宅が生まれ、急速な人口流入により慢性的な職不足、建設 工事や行商などのインフォーマル部門での不安定な低賃金・長時間労働。都市移住者とその 家族は都市に来てもなお、苦しい生活が続き、子どもたちはそういった悪条件の生活環境の 中で高まるストレスや、家計を助けるという必然性から、ストリートへと押し出されていく のです。